ああ無情―レ=ミゼラブル (新書)
著者紹介
【ビクトル・ユーゴー】
1802年、フランスで生まれる。激動のフランス革命時代にあって、政治的社会的に大影響をうける。1851年、ベルギーに亡命、以後19年にわたる亡命生活を経て、1870年パリへもどる。『東方詩集』『静観詩集』『レ=ミゼラブル』『ノートル=ダム=ド=パリ』など大作の詩集や小説を多数発表。1885年、没。
【塚原亮一】
1920年、東京に生まれる。早大仏文科卒。第2次大戦に学徒動員により、陸軍気象兵として中国へ。復員後、国立音楽大学に勤務。仏語と児童文学を担当するかたわら、、フランス児童文学の研究、翻訳にうちこむ。現在、国立音大名誉教授、早大講師。訳書に『夜明けのハーモニカ』『プークとおおかみ団』など多数ある。
【画家紹介】
1937年、福島県に生まれる。桑沢デザイン研究所グラフィック専攻科卒。児童出版美術家連盟所属、東京デザイナーズスペース会員。教科書のアートディレクションを数多く手がける。現代童画ニコン賞受賞。作品に、絵本『おおきいちいさい』『たんばたろう』ほか、児童書や一般書のさし絵が多数ある。
殺人交叉点 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
十年前に起きた二重殺人は、単純な事件だったと誰もが信じていました。殺人犯となったボブを熱愛していたルユール夫人でさえ、何も疑わなかったのです。しかし、真犯人は、私なのです。時効寸前に明らかになる驚愕の真相。’72年の本改稿版でフランス・ミステリ批評家賞を受賞した表題作に、ブラックで奇妙な味わいの「連鎖反応」を併録。
内容(「BOOK」データベースより)
十年前に起きた二重殺人事件は、きわめて単純な事件だったと誰もが信じていました。殺人犯となったボブをあれほど愛していたユール夫人でさえ疑うことがなかったのです。しかし、真犯人は私なのです。時効寸前に明らかになる驚愕の真相。’72年の本改稿版でフランス・ミステリ批評家賞を受賞した表題作にブラックで奇妙な味わいの「連鎖反応」を併録。ミステリ・ファン必読の書。
危険な関係 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
「冬のソナタ」で大人気ぺ・ヨンジュン主演「スキャンダル」の原作。
あの女性を、自分のものにしてみせる――。奔放な愛と性のゲームに明け暮れた、最後のフランス貴族文化の爛熟と退廃を通して、エゴイズムと献身、人間の心の闇と普遍的な真実の愛の形を描く、不朽の名作。
内容(「BOOK」データベースより)
十八世紀、頽廃のパリ。名うてのプレイボーイの子爵が、貞淑な夫人に仕掛けたのは、巧妙な愛と性の遊戯。一途な想いか、一夜の愉悦か―。子爵を慕う清純な美少女と妖艶な貴婦人、幾つもの思惑と密約が潜み、幾重にもからまった運命の糸が、やがてすべてを悲劇の結末へと導いていく。華麗な社交界を舞台に繰り広げられる駆け引きを、卓抜した心理描写と息詰まるほどの緊張感で描ききる永遠の名作。
小さな星の王子さま (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
音楽家による新訳。推敲と彫琢をかさねた美しい果実。フランス語原文朗読+音楽のCD付き。
内容(「MARC」データベースより)
サン=テグジュペリの不朽の名作を、第一線で活躍する音楽家が新たに翻訳。推敲と彫琢を重ねた、美しい果実のような珠玉の物語。原作の持つ音楽的な響きを伝える、フランス語原文朗読と音楽のCD付き。
夜の果てへの旅〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
全世界の欺瞞を呪詛し、その糾弾に生涯を賭け、ついに絶望的な闘いに傷つき倒れた“呪われた作家”セリーヌの自伝的小説。上巻は、第一次世界大戦に志願入隊し、武勲をたてるも、重傷を負い、強い反戦思想をうえつけられ、各地を遍歴してゆく様を描く。一部改訳の決定版。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
セリーヌ
筆名。1894年、パリ西北方の都市クールブヴォワに生まれ、貧しさのなかで独学を続けて医師免状を得る。第一次大戦で騎兵軍曹として武勲をたて、復員後、国連事務局に勤め、各国を遍歴してから、パリの場末で医師を開業。1932年、本書で一挙に作家の名声を確立したが、反資本・反ユダヤ主義の立場からフランスの現状を痛罵した時事論集などのために、第二次大戦後、戦犯に問われ、亡命先のデンマークで投獄された。特赦で帰国したが、61年、不遇と貧困のうちに歿し、その墓石には“否”の一語だけが刻まれた
生田 耕作
大正13年(1924)、京都に生まれる。京大仏文科卒。京大名誉教授。平成6年10月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小さな星の王子さま (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
音楽家による新訳。推敲と彫琢をかさねた美しい果実。フランス語原文朗読+音楽のCD付き。
内容(「MARC」データベースより)
サン=テグジュペリの不朽の名作を、第一線で活躍する音楽家が新たに翻訳。推敲と彫琢を重ねた、美しい果実のような珠玉の物語。原作の持つ音楽的な響きを伝える、フランス語原文朗読と音楽のCD付き。
プチ・ニコラ〈4〉―ニコラと仲間たち (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
いつもなにかを食べている太っちょのアルセスト腕っぷしがつよくてなぐりあいが大好きなユード…おなじみニコラのわんぱく仲間たちがくりひろげる笑いの連弾。小学上級以上向。
ペギー・スー(2) 蜃気楼の国へ飛ぶ (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
スリルと不思議感あふれる未体験ファンタジー、文庫化第2弾!!
魔法の瞳でお化けを退治するペギーがやってきた砂漠の町。孤独に耐えられなくなった人々が、次々と不気味な蜃気楼に消えてゆくらしい。相棒・青い犬と共に、危険な蜃気楼の国へとペギー。今度の敵は巨大な悪魔…!?
内容(「BOOK」データベースより)
怪しい砂漠の町にやってきたペギー一家は、不気味な噂を耳にする。砂漠の孤独に耐えられなくなった人々が、蜃気楼の見せる幻に次々と消えてゆくらしい。そしてついにペギーの家族も犠牲に…。彼らを助け出すため、ペギーは青い犬とともに蜃気楼の国にのりこんだ。そこで彼らを待っていたのは、成長するお城に眠る、未知の巨大な悪魔だった!ペキーVSお化けたち。戦いがスケールアップする第二弾。
愛人(ラマン) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
18歳でわたしは年老いた―。あの青年と出会ったのは、靄にけむる暑い光のなか、メコン河の渡し船のうえだった。すべてが、死ぬほどの欲情と悦楽の物語が、そのときからはじまった…。仏領インドシナを舞台に、15歳のときの、金持の中国人青年との最初の性愛経験を語った自伝的作品。センセーションをまきおこし、フランスで150万部のベストセラー。J・J・アノー監督による映画化。
三十棺桶島 怪盗ルパン 文庫版第11巻 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
見知らぬ土地で少女時代のサインを見つけたベロニク。みちびかれるようにたどりついたサレク島には、死にわかれたはずの父と息子のフランソワが住んでいるという。なつかしいわが子との再会もつかのま、ベロニクに…。三十棺桶島と呼ばれるこの島に、昔からつたわるぶきみな予言。その予言が現実となって、おそろしい悲劇がくりひろげられる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ルブラン,モーリス
フランスの推理作家、1864年生まれ。警察関係の新聞記者のかたわら、1892年夏から小説を書きはじめたが、あまり成功しなかった。1905年、雑誌社の依頼でアルセーヌ・ルパンを主人公とする短編を発表。それをまとめた短編集『怪盗紳士』(1907)で、爆発的人気を博した。1941年没
南 洋一郎
明治26(1893)年1月20日東京府西多摩郡に生まれる。本名池田宜政。青山師範卒業。『懐かしき丁抹の少年』(1926)で少年小説家として出発。『リンカーン物語』(1930)、野口英世等の伝記を池田宣政の名で、『吼える密林』(1933)、『緑の無人島』(1937)などの冒険小説を南洋一郎の名で書いて、多くの少年読者を得た。戦後は『怪盗ルパン全集・全30巻』(ポプラ社)が圧倒的な人気を得た。昭和55(1980)年7月14日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)